2026/2/8(日)
苧巻岳は田子倉湖の北東に聳える顕著な双耳峰であり、只見の中心部からもよく見える。ある人はこの山を見て「ラクダ」と云い、ある人は「虫歯」と云い、ある人は「猫耳」と云う。僕は「猫耳」に1票投じさせていただく。
国道252号線の除雪終了点に車を停め、適当な斜面から東に伸びる尾根に取り付く。ふと振り返ると、高曇りの雲に隠れて遠慮がちな朝日に照らされた粉雪の煌めきに思わず息を呑んだ。一瞬のうちに心が洗われる。
只見の街を背にスカイラインをグイグイ進んで、核心部である左耳の下部に立つ。ここから1ピッチロープを出した。ブッシュが出ていて支点は豊富だ。wachinia氏曰く「ミニ戸隠」との事である。
気持ちのいい雪稜をコンテで進み、最後は雪庇をショベルで切り開いて左耳の頂上に立つ。浅草岳の展望を楽しみにしていたが、すっかり雪になってしまった。
急な斜面を下って、雪庇に気を使いながら藪混じりの雪稜をコンテで進むと右耳の頂上だ。少し休憩して、再び藪混じりの急斜面を下る。
積雪状態が安定していたため、沢を下降して下山したが、如何せん雪崩地形のため下降路は都度検討すべきだろう。









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