負け犬ボルダー

山行記録

久しぶりに戸室山ボルダーを触った。家からチャリで5分のコンビニボルダーだ。

紫岩

独りで飯豊の沢へ入る。そんな大層な計画を立ててはみたものの、見えない重圧に四方八方から押し潰されそうになっているうちに、ふと気持ちの糸がプツンと切れてしまった。
ふと、なんで俺はこんなにも苦悩しているのかと考え始めると、急にすべてが馬鹿らしくなってしまった。苦悩すること自体に意味があるのは知っている。だが今回ばかりは、「うわ、俺は何を一人で思い詰めてるんだ。馬鹿らしい」という、ダメな自分への開き直りが勝った。

僕の場合、単独で自分の臨界点に達するような山へ行くには、相応の時間をかけて精神を作り込まなければならない。そんなことくらい、本当は骨身に沁みて分かっているのだが。

もちろん、飯豊が僕の永遠の憧れであることに揺るぎはない。
今回はただ、自分の身の丈を理解したということだ。結局必要なのは実力だ。実力は背伸びした山に行かなきゃ伸ばせないけど、かといって精神を壊してまで欲しいものではない。いや、そういうハードなフェーズが必要なのもわかってるんだけど、そのための心構えが今の僕にはなってない。あぁ、堂々巡りのいたちごっこだ…。

まあ、ヤマテンの予報もなんか悪くなってたし、飯豊から門前払いを食らったのかもしれない。ここ最近はずっと風邪気味で、昨日は持病の喘息の発作が出そうになり、吸入薬で誤魔化した。そもそもこんな身体の状態では厳しかったのは言うまでもない。まあ、「今は休め」というサインだったのだと、都合よく解釈しておこう。

ボルダーはこういう時に良い。独りで黙々と打ち込めるし、ただ岩に触っているだけで、何かをやり切った気持ちに酔えるからだ。負け犬だろうと、「自分の限界と戦ってる自分」に気軽に酔えるのが良い。

遊びからは肩の力を抜いて、南会津のブナの森でのんびり過ごそうかなあ。一応、パッキングしちゃったし…。

最近のペットです

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